宇宙遊泳と円月殺法
Spacewalk & Moon circle
けん玉を投げて取る空中技。動きが大きく、見栄えが良いと言われます。ただ、失敗して落とした時の(けん玉自体や家の床、家具などへの)ダメージが大きいため、私は屋外で遊ぶようにしています。なので、空中技は私にとって天気のいい日のお楽しみの一つとなっています。今回は、なんとかできるようになった4種類の空中技の動画となります。1番目から3番目までは宇宙遊泳とその派生技、4番目に円月殺法という技をやっています。いずれの技もけんを持って投げるのですが、宇宙遊泳では玉をキャッチし、円月殺法はもう少し粘ってけんをキャッチする点に違いがあります。宇宙遊泳を練習し始めた頃は、とにかく玉がキャッチできず、けん玉を落としていました。宇宙遊泳では、玉をキャッチした後、「飛行機」の要領でけんを受けるので、回転して飛んできた玉を、上から(鉄棒で言うところの順手のような状態で)掴む必要があり、そこがうまくできませんでした。そこで、玉を指で正確に掴むのではなく、少し紐の方から滑らせて入っていくように意識したところ、次第に玉をキャッチすることができるようになりました。しかしその後、勢いのついたけんをコントロールすることができず、悩みました。言ってみれば「飛行機」をするだけなのですが、これが思いの外難しく、体の向きを変えたり、膝を使って減速を試みたりしたのですが、どうも最後のところで勢いを弱めきれず、うまくけんが入らない状況が続きました。そんな時、改めて着目したのが、宇宙遊泳という技の名前でした。無重力空間を漂う様、そのゆったりとした姿。そこにヒントがあったのです。つまり、最初からスピードが出すぎていたことに気づきました。ゆっくり投げれば、キャッチした後でスピードを大きく落とす必要がなくなるので、けんをコントロールし易くなったのです。そうしてようやく、宇宙遊泳を決められるようになってきました。ゆっくりやると、確かにスピード感は減りますが、名前本来のゆったりとした雰囲気を醸し出すことができ、それもまた味わいだと感じました。ただ、あまりゆっくりやりすぎると、紐のテンションが失われ、コントロールが効かなくなります。
「宇宙遊泳」ができるようになったら、最後のところを1回転灯台や1回転飛行機にしてあげると、難易度こそ上がりますが、さらに楽しくなります。同じように最初からゆっくりと投げ、玉をキャッチしてからのけんのコントロール次第ですが、私の場合、ある程度流れに身を任せるようにすると成功します。つまり体が左へ流されながらということです。まだまだキレイにはできていませんので、もっと何か工夫の余地があるのだと思っています。
そして「宇宙遊泳」の次に取り組んだのが「円月殺法」という技です。これは、小説から映画やドラマにもなった眠狂四郎という作品の中で主人公が用いる必殺技に由来するものと思われるのですが、根拠を示せないので、私の推測となります。いずれにしてもカッコ良い名前です。「宇宙遊泳」と異なる点は、けんを持って投げ、けんを掴む点というのは先ほど書きました。やはりこれも同じく、けんをキャッチするところで慣れが必要でした。宇宙遊泳よりも少し大きく投げ、けんが自分の方に落ちて向かってくるところを、けんの動きに合わせながらキャッチするという意識でやったところ、よく掴めるようになりました。けんを自分から取りに行こうとすると、弾いてしまうため、ゆっくり投げてゆっくり取るというイメージでやっています。そのあとは手首を回して紐をたるませずに玉を振り、最後はけんで受けます。コントロールのため、膝も使っています。

動画ではKROM POPを使用しています。円月殺法の時、玉が回転してくる様子を見易いということもありますが、失敗して手に当たった時に、メープルよりブナの方が痛くないような気がするというのも理由の一つです。あと、けん玉の種類とは関係ありませんが、以前は黄色の紐を使って練習していました。黒よりも目立つため、空中での回転状態も良く分かりますし、掴みにいきやすく、役立ったと思っています。